ごあいさつ
人生はエンターテインメント。
食べること。見ること。聞くこと。読むこと。
人が生きている“実感”や“楽しさ”を
感じられる、
豊かな時間を育む全てが
エンターテインメントだと、私は信じています。
そして、その潤いのある時間を提案するあらゆるビジネスが、
エンターテインメントビジネスだと、私は考えています。
当社は東映系の映画ばかりでなく、
多くのオリジナル企画作品を商品化してきた映像パッケージメーカーとして成長してきました。
しかし時代は、5Gや4K・8Kなどテクノロジーの進化により、
パッケージを代表とするフィジカルビジネスから、
映像配信を代表とするデジタルビジネスへと大きな転換期を迎えています。
当社にとっても転換期である今、我々にできること。
それはデジタル時代のエンターテインメントビジネスを生み出していくことであり、
それは当社だからこそできると自負しています。
当社にはかつて「Ⅴシネマ」や「カラオケ」など、
それまでになかった製品やサービスを創り出してきたベンチャー精神が存在し、
その精神は大切な財産となり、今も社員ひとりひとりに受け継がれているのです。
我々は“新しい意識”と“発想の転換力”を持って、様々な方向にアンテナを張り、
“アメーバ”のように柔軟で生命力にあふれた会社へと、進歩し続けていきます。
2022年、当社は創立50周年を迎えます。
先輩たちがつくりあげてきた歴史を大切にしつつ、
魅力的で明るく、楽しく、筋肉質な未来志向型の会社へと、新たなスタートを切ります。
我々は地球規模の発想を持ったうえで、人生に寄り添い、
潤いと楽しみと微笑みを届けるエンターテインメントによって、より豊かな未来を作り上げていきます。
いろいろな領域にチャレンジできる企業へ。
東映ビデオは、総合エンターテインメントコンテンツ企業へと進化してまいります。
令和2年10月吉日

